初めに『流星祭』ありき、そして星大・星短の、諸々の授業(さと)が発展する

2015年10月30日

ジェイン・ジェイコブズは「初めに都市ありき、そして農村が発展する」と言った。
ヨーダ・オッカーターは「都市は祭りだ、そして、その祭りが難問(puzzle)なのだ」と言っている。

「祭り」には、多くの人が集まる。
人が多く集まれば、人と人の間も沢山できてくる。
人は、沢山の(複雑な)間(ま)を知ろうとするようになる。
それで、「人間」となっていくわけだ。
「祭り」に魅入られた「人間」は、「都市」を造っていく。
「祭り(都市)」から離れ、帰郷する者も出てくるようになる。
が、既に「人間」となった帰郷者たちは、郷(さと)に「祭り(間)」を伝えることになる。

「祭り(間・都市)」は難しい、「人と人の間」、「人間」はまさにpuzzleそのもの!
ゆえに、「初めに流星祭ありき、そして星大・星短の、諸々の授業(さと)が発展する」と敢えて言っておこう!

大学

篠崎 尚夫
SHINOZAKI Takao

プロフィール

金沢星稜大学学長
1958年生まれ。
埼玉県川口市出身
得意は、「食書」(書を食(は)み味わうこと)。因みに、2013年度「お奨めの一冊」は『鉄道と地域の社会経済史(日本経済評論社刊)』。「はしがき」と最終章、つまり頭と尾が絶品だった!?
苦手は、船と飛行機。地に足つかなきゃ何事も危うい。意外にそう考えるタイプである。
血圧高め、肝機能悪し!

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