続 平和について考えよう

2014年09月30日

8月21日付『星稜百景』の「平和について考えよう」(経済学部花田先生)をたまたま読んだので、9月19日に行われた平和に関する映画鑑賞会「You Are the One Project」を覗いてみた。

そこでは、ジェレミー・ギリ監督の『THE DAY AFTER PEACE』という作品が上映されていた。 

年に1日でいいから、『戦争や紛争のない日』をつくろう

と思い立ったギリ監督自身の、ドキュメンタリー映画であった。圧巻は、以下の場面(シーン)。
2001年9月7日、ギリの奮闘によって、「毎年9月21日を国際平和の日(ピースデー)とする」国連採択がなされた。これを祝し、同年9月11日、ニューヨークの国連本部前広場で、「国際平和の日」制定セレモニーが、ギリ達の手で挙行されようとしていた。
そこへ、突如、思いもよらぬ「9.11同時多発テロ」………。
この後の展開については、本作品を実際に御覧になって頂きたい。  

この映画を観て、僕は「平和ってのは、単に受容する(天から降って来る)ものでなく、まさにクリエイティブなものなんだなぁ…」と今更ながら感じた(恥ずかしい話である)。
そして、僕にとっての「アクティブラーニング」とやらの、再確認にもなった。

花田先生、そして国際交流センターの井下さん、ありがとう!


補足:
国際平和映像祭主催の「You Are the One Project」は、本学では花田ゼミと国際交流センターの協力のもと実施に至りました。 

大学

篠崎 尚夫
SHINOZAKI Takao

プロフィール

金沢星稜大学学長
1958年生まれ。
埼玉県川口市出身
得意は、「食書」(書を食(は)み味わうこと)。因みに、2013年度「お奨めの一冊」は『鉄道と地域の社会経済史(日本経済評論社刊)』。「はしがき」と最終章、つまり頭と尾が絶品だった!?
苦手は、船と飛行機。地に足つかなきゃ何事も危うい。意外にそう考えるタイプである。
血圧高め、肝機能悪し!

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