学生FDサミット
2015年11月27日
各大学で様々なFDの取組が行われていますが、学生がFDに参加する“学生FD”という活動が全国に広がっています。“学生FD”の生みの親である元立命館大学の木野茂氏が近著において、“学生FD”を「授業や教育の改善に関心を持つ学生が、その改善のために主体的に取り組む活動で、大学側との連携を求めるもの」と定義しています。
本学においても学友会が主体となり、ゼミナール紹介やしゃべり場(学生と教職員が少人数のグループにわかれて対話を行う場)を始めました。大学をより良い環境にするために学生たちは自分自身が考え、行動を起こしています。
一方学外に目を向けますと、大学教育改善に目的意識をもった学生、教職員約500人が参加する“学生FDサミット”が毎年開催されており、2年続けて本学学生が参加しました。ポスターセッションやしゃべり場で、私自身、学生がどのような発表や対応をするか不安がありましたが、それは杞憂に終わり、ただただ学生たちの順応力の高さに感心するばかりでありました。
“学生FDサミット”は、来春は日本大学にて、来夏は北海道にて開催される予定です。さらなる自主的活動を広げた本学学生の参加で、全国の学生・教職員に本学の取組を紹介できることを今から楽しみにしております。