チャレンジは現在進行形(100kmウォーキング編1)

2014年11月07日

「三河湾チャリティー100km歩け歩け大会」その1

~体験者の話は素直に聞き、体の反応にも素直に合わせる~

10月18日(土)、朝から快晴の愛知県碧南市をスタート。
参加者は1000人を超えていました。
例年は雨が降る大会とのこと。覚悟はしていても、未体験なので降った時の気構えも対応もイメージできず…
降らないことを祈りながら当日を迎えたのが良かったのかもしれません。

20代の時に会社の研修で夜通し30kmを歩いたのが最長記録だったので、100kmはもちろん未体験ゾーン。 体験者にいろいろ聞いた中で、
「痛みを感じたら気のせいだと思って」
「地獄を見た後の温泉は最高」

というNさん(仕事上で信頼している人)の言葉が決め手になり、完歩のための作戦は決定しました。
どうせ後半には否応なしに痛みが襲ってくるのだろうから、ゆっくり歩くも、せっせと歩くも同じこと。 であれば、痛みに耐えて歩く時間はなるべく短いほうがいい。少しでも早くフィニッシュして、 温泉にゆっくり入って、冷たいビールを・・・と考えたわけです。

スタートして、ぐんぐん気温が上昇。1時間もしないうちにアンダーシャツは汗でぐっしょり。 昼間はスポーツ飲料中心も、夜はお茶や水がほしくなり、甘い飲料にも手がのびました。
他の人たちは盛んにおにぎりやアイスクリームを買っていましたが、私はそんな気にはなれず、 歩行中に食べた主食はおにぎり2個と焼きそば1パックぐらいでした。何を食べてもあまり美味しさは感じませんでしたが、なぜかゼリーだけは心地よく喉を通りました。
40kmあたりで食べた1本のバナナからエネルギーをもらったことは忘れられません。

50kmを過ぎたあたりからは日も沈み、懐中電灯の光だけが頼りの道を一人で歩くことになろうとは、 このときは思ってもいませんでした。(つづく)

短大

山本 航
YAMAMOTO Wataru

プロフィール

リゾート観光開発の会社で観光事業に10年ほど従事し、専門学校のホテル科講師を経て、現職に至っています。
「みんなが反対することは、やってみる価値がある」(セブン&アイ 鈴木敏文氏)や、「稼ぎたければ、働くな!」(未来工業 山田昭男氏)など、個性的な変わり者と呼ばれる経営者の手法に強い関心があります。
人まね一色は基本NG。

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