Sei-Tan☆マナコン2015(2)

2015年03月16日

恒例の星短スマイル!

今年のマナコン課題には、「ロールプレイ(8) 『英語での電話応対』/今回のポイントは『焦らず、ゆっくりはっきり話す』/英語による電話も、基本の言葉さえ押さえておけば、こわくありません…」というのも幾つか入っていた。なんと、国際交流センターのAlexさんが特別出演してくれた。

私は、「こりゃ、学生たち、大丈夫かな…」直ぐそう考えてしまった。
ところが結構やるもんである。怯まず「対応」した彼女たちには、もちろん高得点が付いた。英会話やTOEIC授業の再活性化、そして「MOONSHOT abroad」・「インドネシア企業研修」といった「海外体験」が相俟って(これまた新しく組み合わさって)、innovationが生じつつあるのだろう。
決して臆していないところ、それが嬉しい。

コンテストが行われた星短学生ホールの隣接教室では、学生リクエストによる簿記補習授業「簿記質問教室(検定対策)」がいつも通り満員御礼で開かれていた。また、別の教室では「税理士集中講座」の真最中でもあった。四大生の中に混じって、星短生も頑張っていたようだ。この日の午前中には、星短1年生150人以上が、就職ガイダンスで、先輩たちの指導を受けてもいた。

定期試験が終って間もないというのに、彼女たちは、喜々として、「濃密な時間」を過ごしている。私は、「傍観者役」として、彼女たちからちょっと距離を置いて、眺めているだけであった。が、色んなことに気づかされた。最大の気づきは、「彼女たちが、表情豊かで、魅力的になってきたこと」、これだ。
コンテストに限らず、「苦楽(くるたの)しい諸々『真剣‐体験』の新しい組合せ」が、そうさせているのだろう。その日、「傍観者役」であった私だから、却って、そう強く感じたのかもしれない。
そういえば、『傍観者の時代』(ドラッカー)という本があった。もう一度、自宅の部屋を掘り起こして、読み直してみようかな。シュムペーターについても書かれていたはずだ。

大学

篠崎 尚夫
SHINOZAKI Takao

プロフィール

金沢星稜大学学長
1958年生まれ。
埼玉県川口市出身
得意は、「食書」(書を食(は)み味わうこと)。因みに、2013年度「お奨めの一冊」は『鉄道と地域の社会経済史(日本経済評論社刊)』。「はしがき」と最終章、つまり頭と尾が絶品だった!?
苦手は、船と飛行機。地に足つかなきゃ何事も危うい。意外にそう考えるタイプである。
血圧高め、肝機能悪し!

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