短大生の内なる力

2015年03月10日

3月となり、短大1年生は入学して、まもなく1年が経ちます。この短い期間でも、素晴らしく成長した彼女たちに驚くことが度々ありました。

入学当初、「生徒」から「学生」になったばかりの彼女たちは、主体性ある行動がなかなかできず受動的です。
授業で使用するパソコンや資料の運搬の手伝いをお願いすると、最初は「運ぶ」のみで、教壇の上に無造作に置いてあります。
しかし数か月が経つと、運ばれた資料が、配布しやすいように枚数が整えられ置かれるようになり、さらにはパソコンの電源が入れられ、すぐに使えるようにセッティングがなされています。いつの間にか、彼女たちの行動には「運ぶ」に「ホスピタリティ」が付加されていました。

「社会人」に必要とされる社会人基礎力は、日ごろの些細なことで磨かれていきます。
彼女たちのささやかに見える進歩にこそ、短い期間でも多くのことを学び、着実に成長しようとする真摯な姿勢を感じます。

彼女たちの爽やかな笑顔に、内なる逞しさを改めて感じたこの1年でした。

短大

信川 景子
Keiko Nobukawa

プロフィール

金沢星稜大学女子短期大学部 准教授
研究分野は、キャリア形成、人的資源、ホスピタリティ。
関西から石川県に引っ越してきて、一番驚いたことは道路に埋め込まれた融雪装置。
冬が来て、シャワーが出る道路には本当に驚きました。
趣味はドライブ、特技はフランス語。

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